埼玉大宮 AI勉強会の開催報告「第3回AIカフェ」 - AIとつくる「動画」と「電卓アプリ」体験
2025年9月21日
2025年9月21日
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2025年8月6日に開催した「AIカフェ」第3回。AIを使ったクリエイティブ制作とプログラミング体験をテーマに、参加者の皆さんと一緒に盛り上がりました。今回はその様子を、2つの記事にまとめた内容を振り返りながらお届けします。

AIで動画制作を楽しむ

最初のセッションでは「AIでここまでできる!」を体感してもらうために、静止画から動画をつくる最新ツールや編集アプリを実際に試しました。
画像生成から動画化、さらに編集や音楽を加える流れを体験し、短時間で作品らしい仕上がりになることに驚きの声があがりました。

特に印象的だったのは、生成AIに“ペルソナ(役割)”を与えることの重要性。最初にAIの立ち位置を定義してからやり取りすると、出力の精度やクリエイティブ性が大きく変わるという気づきがありました。参加者同士で「壁打ち」しながらプロンプトを磨く場面もあり、まさに実践的な学びの場となりました。

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AIと一緒に電卓アプリをプログラミング

後半は一転してプログラミング体験。といっても難しい知識は不要で、AIにお願いするだけでアプリのコードが完成していきます。

参加者全員で挑戦したのは「電卓アプリ」。AIにプロンプトを投げると、HTML・CSS・JavaScriptのコードが生成され、ブラウザ上に実際に電卓が出現しました。思い通りに動かなければ「直して!」と頼むだけでバグ修正までしてくれる――そんな“AIとの共創”の瞬間に、会場は大いに盛り上がりました。

また、同じプロンプトでも少しずつ異なるコードやデザインが返ってくるため、それぞれの電卓が「十人十色」だったのも面白い発見でした。AIの確率的な性質を実感できる良い教材になったと思います。

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まとめ

今回のAIカフェでは「動画」と「アプリ制作」という、まったく異なる2つの分野でAIを活用しました。共通していたのは、AIは“命令を実行する道具”というよりも“対話しながら一緒につくる相棒”として働くということ。

短い時間でもアイデアを形にできる可能性を感じていただけたのではないでしょうか。今後もAIカフェでは、実践的で楽しいテーマを通じて、AIを「自分の手の延長」として使いこなすヒントを探っていきます。

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