こんにちは。カタリストの椎葉(しいば)です。
埼玉県さいたま市の浦和を拠点に、全国対応でホームページ作成とWeb集客支援をしています。
今回は、個人事業主の方向けに、ご自身のホームページに記載する住所や電話番号をどうすべきかについて情報共有します。
個人事業主の場合、自宅が事務所をかねている方も多いのではないでしょうか?
また、携帯電話も私用と仕事で同じものを使うことが多いかと思います。
その場合、ホームページのプロフィールに記載する住所や電話番号に、個人情報を載せるのは不安になりますよね。
そこで、ご参考までに、個人事業主の私がどのようにしているかをお伝えいたします。
目次(タップで飛べます)
バーチャルオフィスの住所と電話番号を表示する
私は防犯上とプライバシー保護の観点から、自身のホームページにバーチャルオフィスの住所と電話番号を記載しています。
バーチャルオフィスとは、物理的なオフィス空間を借りるのではなく、住所や電話番号といったビジネスに必要な情報をレンタルするサービスです。
その他にも、バーチャルオフィスの住所宛の郵便物の受け取り、そこからの転送サービスも利用可能です。
また、 一部のバーチャルオフィスでは、貸会議室サービスも提供しています。
個人事業主の場合、法人に比べると信用を低く見られやすいため、ホームページにあらかじめ住所と電話番号を載せておいた方が印象は良いと考えます。
ネット上に住所や電話番号を公開するのが心配な場合は、バーチャルオフィスを活用してみてはいかがでしょうか。
ホームページに住所や電話番号は必要なのか?
そもそも、住所や電話番号の公開は必須なのか、気になる方もいらっしゃるかと思います。
実は、ホームページから商品やサービスの申込みを受け付けている事業者の住所や電話番号は、条件を満たせば省略可能とされています(特定商取引法第11条・特定商取引ガイド)。
条件とは、これらの事項を消費者から問われた際に、遅滞なく提供することを広告に記載し、実際に遅滞なく提供できる措置を講じていることです。
以下の記事が、詳細でわかりやすいのでご参照ください。
特商法の住所表示どうしてる?フリーランス(個人事業主)の困りごと「自宅住所をホームページに載せたくない」ときの対策 | Granvi -グランヴィ-
ホームページで電話番号を公開するメリット
ホームページで電話番号を公開するメリットですが、問い合わせフォームよりも電話で問い合わせたいお客様の利便性向上です。
私の場合、9割のお客様がお問い合わせフォームから最初のご連絡をくださいますが、まれにお電話の方もいらっしゃいます。
そのため、お客様にとって、メールと電話の選択肢があった方がよいと考えます。
ホームページで電話番号を公開するデメリット
ホームページで電話番号を公開する最大のデメリットは、営業電話がかかってくることです。
しつこい会社だと、複数の電話番号を使って何度もかけてくるため、着信拒否でも対応することができません。
そのため、デメリットがメリットを上回ってしまったと感じたら、電話番号の公開は止めて、コンタクトのあったお客様に個別に電話番号をお知らせしようと考えています。
余談ですが、特定商取引法では、電話勧誘販売において消費者がはっきりと勧誘を断っている場合、業者は引き続き勧誘してはいけないと定めています。
業者は相手が押し負けるのを狙っているので、強気ではっきりと断りましょう。
個人事業主はホームページの住所と電話番号をどうすべき?終わりに
バーチャルオフィスの住所と電話番号は、ホームページの他にも名刺にも使えたりと何かと便利です。
活用してみてはいかがでしょうか。
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。