ホームページ制作会社の選び方をプロが本音で語る:初心者向けに注意点も解説

ホームページ制作会社の選び方

こんにちは。カタリストの椎葉(しいば)です。

埼玉県さいたま市の浦和を拠点に、全国対応でホームページ制作の仕事をしています。

いざ、ホームページ制作会社を選ぼうと思っても、どのような観点で選べばいいのかわからず、お困りの方も多いと思います。

また、ホームページの制作費は決して安い金額ではないため、業者選びの失敗は何としても避けたいところ。

そこで、本記事ではホームページ制作会社の選び方や注意点を解説します。

Web業界者目線で踏み込んだことも正直に書いていますので、業者選びの失敗を減らせれば何よりです。

①ドメイン(ホームページのURL)の所有権はお客様にあるか

自分のホームページを眺めるお客様

ドメインとは、お客様のホームページアドレスのことです。

私のホームページでいえば、「https://cata-lyst.jp/」のこと。

ホームページ制作会社の中には、ドメインの所有者をお客様ではなく制作会社側としてホームページを作る会社がありますが、そこは避けた方が無難です。

なぜなら、そのホームページ制作会社から他社へ切り替えようとした際に、ドメインを渡してもらえないことがあるからです。

また、制作会社が廃業して連絡が取れなくなってしまった場合も、ドメインを渡してもらえずに困ることがあります。

ホームページをリニューアルする際は、基本的に旧ホームページのドメインをそのまま使用するため、ドメインの所有権がお客様側にあった方がスムーズです。

なぜ、ドメインが重要かですが、ホームページを公開してから閲覧数がどんどん蓄積していくと、ドメインパワーが増していき、検索で上位表示されやすくなるからです(ブログを更新するなど、ホームページの運用を続けていればですが)。

そのため、ホームページをリニューアルする際に新しいドメインでホームページを作るとなると、またドメインパワーゼロの状態から始める必要があり、非常にもったいないのです。

良心的なホームページ制作会社であれば、お客様を囲い込むためにドメインの所有権を自社にするなんてことはしません。

ドメインはお客様がご自身の名義で契約し、そのアカウントをホームページ制作会社に使用してもらうという方法がおすすめです。

②自社完結型でホームページを制作しているか

ホームページを制作する男性

制作物のクオリティの面からも、中間マージンという不要なコストをカットするためにも、ホームページ制作会社は自社で制作を完結しているところがおすすめです。

実は、ホームページ制作会社の中には、お客様から仕事を受注した後に、一部の工程をさらに外注しているケースがあります。

理由としては、外注を抱えた方が受注件数を増やせたり、ページ数の多い大規模な案件を受注できたりするので、会社の売上が上がるためです。

つまり、ホームページ制作会社側の都合ということです。

一方で、お客様から受注したホームページ制作を外注せずに、最初から最後まで自社で完結させる形式は、一般的に「自社完結型」と呼ばれます。

これは、企画、デザイン、制作、テスト、納品までのすべての工程を自社で行っていることを意味します。

すべての工程を自社内で対応することで、品質の一貫性や迅速な対応が可能になります。

私の場合も、すべての工程を外注せずに一人で行っているため、並行できる案件は2件が限界だったりします。

なお、ホームページ制作会社が外注者をどのように募るかですが、X(旧Twitter)で呼びかけたり、クラウドソーシングサイトを使ったりしていることもあります。

お客様は、そのホームページ制作会社が良いと思って契約を結んだにも関わらず、社外の見ず知らずの存在に外注されていたとなると少し不安を覚えますよね。

また、外注するということは、お客様の支払いに中間マージンが上乗せされるということでもあります。

中間マージンはお客様にとって単なるコストでしかないため、できるだけ発生しないのが望ましいです。

ホームページ制作会社を選ぶ場合は、外注・自社完結型のどちらの体制なのかを確認しておくとよいでしょう。

③Web集客のアドバイスもできるか

顧客に説明をする男性

ホームページ制作会社を選ぶ際、集客のアドバイスも依頼できるかを確認しましょう。

実は、ホームページを公開しても、よほど社名や代表者が有名でもない限り、自然にアクセスは集まりません

そのため、ホームページを作って終わりではなく、Web集客にも取り組む必要があります。

ホームページ制作会社に集客のアドバイスも依頼できた方が手間がかかりませんし、集客も考慮したうえでホームページを作った方がいざ運用を開始する際にもスムーズです。

Web集客は、お金はかかるがすぐにアクセスが発生する可能性のある方法に、Googleリスティング広告があります。

一方で、お金はかからないがアクセスが発生するまでに時間や労力がかかる方法として、ブログSEOやSNS集客、MEO施策などがあります。

どの施策に取り組むべきかは、業種によって異なります。

どの集客方法が向いているかを質問してみて、ホームページ制作会社の知識レベルを確認するのもひとつです。

ホームページ制作会社の選び方:まとめ

ホームページ制作会社を選ぶ男性

ホームページ制作会社を選ぶ際は、以下の3点をチェックしましょう。

①ドメイン(ホームページのURL)の所有権はお客様にあるか
②外注をせずに社内メンバーで完結しているか
③Web集客のアドバイスもできるか


ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

カタリストでは、30分の無料オンライン相談を受け付けています。

・ホームページを自分で作ろうとしたが上手くいかない
・同業他社と比べた強みを整理できていない
・今のホームページの改善点を知りたい
・集客がうまくいっていないためアドバイスが欲しい

などなど、どんなお悩みでも大丈夫ですので、気負わずご相談いただければと思います。

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